【新唐人日本2011年11月23日付ニュース】中国山東省の化学工場で19日、爆発事故が発生。政府系メディアは14人が死亡し5人が負傷したと報じましたが、現場の作業員によると少なくとも18人が死亡しています。報道をご覧ください。
19日午後2時ごろ、山東省新泰市の山東聨合化学工業有限公司の楼徳鎮工場で爆発事故が発生。現場では黒い煙が立ち上り、刺激臭がしていたそうです。
工場の従業員によると、13人が現場で焼死したそうです。
楼徳鎮工場従業員 王さん:「作業中に火がつき安全設備が故障しました。13人が死にました。工場でだめになりました。火がついて焼死しました。今 工場は止まっています。いつ再開するかわかりません」
工場付近の飲食店の従業員によると、事故が起きた工場は開業して間もないそうです。
利民飯店従業員 邵さん:「18人が死亡しました。救急治療中の人もいます。当時は黒い煙が立ち上り、刺激臭がし 臭かったです。今日で(死者は)18人当時10人以上死亡し、1人行方不明です」
ネット上の書き込みによると、死者はおよそ20人、第3病院の霊安室はいっぱいで、一部の遺体は別の村に移送。救急車が何回も往復して、負傷者を運び、重傷者は別の病院に転送されたそうです。
また、事故のあった工場は汚染がひどく、この悲劇の背後にどんな危機が潜んでいるかは、外部の人には分からないと綴りました。
中国の化学工場では深刻な汚染のほか、度々爆発事故が発生。19日、重慶の化学工場で火災が発生し、3人が負傷。12日、浙江省温州市の化学工場で爆発事故が発生し、1人が死亡。去年10月14日に起きた山西省の爆発事故では2人が死亡しました。
新唐人テレビがお伝えしました。